セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録
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2002年12月22日(日) |
38 呼吸が荒いが... |
ゴン助の呼吸が、数日荒い。 きつそうに見える。
しかしよく食べてはいる。 糞もなんだかぷっくりたっぷりしている。
入り口の餌入れの前に止まって寝ている。 餌箱の中に糞をしてしまう。 数時間おきに餌の汚れた部分を捨てる。
腫瘍は相当大きい。 ケージを開けるとすぐ出ようとする。 腕に止まらせれば、袖の中に潜り込む。
弱気だ。今こいつ。
甘える時はかなり参っている、と見ていい。 私は七面鳥を焼きながら複雑な気分だった。
こんなちっこいおやつにもならない トリなんだけどなあ。 生意気だし、咬みつくし、うんこばっかり するし。 こんなチビい奴に一喜一憂してるんだなあ....と。
急いで家事をすませて薬を飲ませる。 ついでにほっぺたをかいて、かまってやった。 呼吸が荒いので、耳もとに来ると とても速い呼吸音が聞こえる。
ああ、まずいな....
そう思ったのはこれまで何度もあった。 だがここ2日ゴンは鳴いていない。
そろそろか....
溜息まじりでゴンを肩の上で遊ばせていた。
その時だった。
ゴンが鳴いた。機嫌のいい時の声で。 耳もとではっきり聞こえた。 なんだか楽しそうにゴソゴソやっていた。
ああ、元気になった...そう思って肩のゴンを 覗いてみた。
....................さかっていた。
ゼイゼイ言うような健康状態でさえ、 こいつは......。 ................................. ................................. .......................。 前は男性にも求愛してたっけ。
まあ、よしとしよう。 楽しそうだったから。
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