セキセイインコ ゴン助の精巣腫瘍闘病記録
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天気が悪い。すこし気温が下がって、暗いせいか 眠ってばかりいる。ライトをつけて様子を見る。
朝の体重は44グラム。だがそれから寝てばかり。 糞も少ない。必要なら再び粉エサを与えよう。
抗生物質、肝臓の薬、胃薬を与える。 嫌がって飛んで逃げる体力はまだまだある。 おしゃべりも少ない。 寂しがる傾向が増えた。
出かけて数時間人がいなかったら、やたら呼ぶ。 犬もそうだが、具合が悪いと動物は、なんで? という表情ですりよってきたり、不安で寂しがったり するようだ。
傍に行くと、チュルリ、と甘え声を出す。 嘴をくちゃくちゃさせなくなってきた。 これは吐き気の前兆らしいから しなくなったのはいい事なのだろう。
人間の方は疲労ぎみ。張り詰めていたせいか。 気晴らしに遊びたいが、家を空けるのは心配。 長期戦になるなら人間も万全にしておきたい。
ケージの外に出すな、と指導されているので 薬を与える時のみ、なでて遊んでやる。 苦い薬のあと必ず青菜を手で与え 頬をなでる。相当薬で怒ったらしく 薬だけだと、触るだけで噛み付いて手がつけられなく なりそうだ。
頬を撫でると目を閉じ、撫でてほしい部分を 押し付けてくる。どんなに怒り狂って叫んでいても 撫でるととりあえず、おとなしくなる。
体重を計るハカリにのせるのは楽だ。病院ではタッパに 入れて軽くふたをしていた。 家ではハカリにビニールをひいている。 それをひっぱってカサカサいわせるのが、楽しいようだ。 デジタルのハカリで誤差のないように計る。
六日め。
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