umityanの日記 DiaryINDEX|past|will
先週の雷はすごかった。最初の頃は、この程度なら大丈夫とたかをくくっていたが、なんのその。だんだんと雷雲が近寄ってくるではないか。稲光と同時に「どどーーーん」という爆音。「これは落ちたな。近いぞ。」と、パソコンを操って日記を書いていた僕も、そそくさと避難。といっても、安全な場所もみあたらない。母親に「青蚊帳をつってたもうれ」とも言えない。「あんた、男でしょ。そんなにこわがってどうするのよ」と言われるのがおちである。とりあえず、ひざをかかえて、暗い座敷で縮くまっていた。忘れた。パソコンの電源を切るのを。しばらく様子をみてから、切りに戻ったところ、外付けのターミナルアダプタがおかしい。どうも電流が逆流したようだ。日記もおじゃんか。一度書いた日記を、また書き直す気にはなれない。それに、電話が不通になっていた。「一時的なトラブルであればいいのだが」と、とりあえずパソコンの電源を切った。二階の寝室で横になるのも恐い。座敷でごろんとしているが一番安全か、ということで極力、稲光を見ないようにして、目をつむっていた。恐怖が1時間くらい続いだろうか。次第に、雷鳴が遠のいていった。「わおお、良かった。助かったぜ」。僕は再び元気を取り戻しパソコンへ向かった。結論、ターミナルアダプタが故障。電話も故障。家の三回線が全部駄目だ。明日は金曜日。なんとしても、明日中に修理しなくては。雷の恐怖とパソコン、電話の不通がきになりながら、こよいは寝ることにした。これは八月二日のことである。(続く)
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