ツッキーの戯言 人間の本性,ルーム係りは見た!
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散々である。 私は朝からボロボロになったのだ。
朝、子供が起きる前にゴミ出しをする。 迅速かつ的確に燃えるゴミだけを収集し、まとめる。 ここまで、4分くらい。 玄関の鍵を開け、ゴミ収集所に向かう。
「おはようございます。」
「あ、おはようございます。」
やはり皆さん、大量にお出しだ。 もうすぐ7時、子供が目覚めてしまう。 急いで帰らなくては!!! 焦ったのがイケなかったのか、はたまた走ったのがイケなかったのか、
見事に、顔から手もつかず、いい年こいてて、恥ずかしながら、
転んだのだ!しかも砂利道で!!
顔に痛みが走る、どうやら擦り傷を作ったらしい・・ 痛い、痛いが、沢山の人が見てる前で、なんとゆう失態・・・ 恥ずかしくて、顔が上げられない・・ しかし、立たなくては!! 何事も無かったかのように立ち上がる。 周りを見回すと、み〜んな見ている。 転んだ瞬間も、どうやら見逃さなかったようだ・・・。
不親切な輩だ・・・。見て見ぬ振りくらいしてくれても・・
玄関までなんとかたどり着き、朝食の用意をする。
「カチャ」ドアの開く音がする。 どうやら娘が起きてきたようである。
「おは・・・ん?!」
見ると娘は、お腹を抑えながら、腰を曲げ、千鳥足だ。
「どうしたの?お腹痛い?(ママは顔と心が痛い・・)」
「さ、刺された・・・」
・・・・・・どうやら学校へ行きたくないようだ。 「ウンコやろ?トイレ行っておいでよ。」
「刺されたの!お腹いたくて死にそうなの!いいの?私が死んでも!」
・・・・・・とっても元気である。
この頃、毎日ピアニカが出来なくて残されている事が原因みたいだ。
とりあえず「やれば出来る!!」を連発し、帰ってきたらオヤツはケーキ などと、騙しまくり、なんとか学校へ登校させた。
ようやく、朝の戦争が終わり、いよいよ出勤だ! 今日はあまり多くないような事を女帝が言っていた気がする。 なら、楽が出来るな・・
と、呑気に出勤し、事務所のドアを開ける。
「!!」
何故、皆私の顔を見て驚いているのだ!! 顔の擦り傷か?? ゾンビ化しているのか?まだ血が止まっていないのか?? そりゃ、この年で顔に傷ついたら、確かに恥ずかしいが、 そこまで驚かなくても・・・・・・ねぇ。
「いつきさん、昨日のうちにスケジュール表見ました?」 チーフか言う。
「今日は少ないんでしょ?久々楽ですね。あっもしかして私フロント周り? やだなぁ・・面倒だし・・・仕事だからやりますけど・・」などと、 雇ってもらっているのに、文句タラタラ垂れ流していた。
「いや、そうじゃなくて」女帝が言う。
「やだな、はっきり言ってくださいよ〜。」
今日の私って・・・私の存在って・・・
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