ツッキーの戯言 人間の本性,ルーム係りは見た!
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ドアの前に立った時、私の背筋は凍りつきました。
この世の声とも、あの世の声とも、その世の声ともつかぬ 恐ろしい声が聞こえたのでございます。
時折、断末魔のような声がフロア一帯に広がり、私は走り出し 内線でフロントにこう告げました。
「お客様が苦しんでおいでです!すぐ、こちらにいらして下さい!!」 その電話の声と私の慌てふためいた態度に、Bダッシュで支配人と チーフがエレベーターで駆けつけてくださいました。
コンコン、コンコン・・・・お客様の返事はありません。
コンコン、ゴンゴン「お客様!フロントの者です!」 まだ、返事はありません・・・。
意を決した支配人が「失礼します!」と、鍵を開けドアを開きました。
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後にこっぴどく叱られたのは言うまでもありません。
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