埃まみれのノートブック
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2005年08月21日(日) 夏の終わり

どうしようも出来ない気持ちを持て余し
夏の終わりに私は独りで心の中だけで涙を流す。


虚しさは消えてくれない。

楽しかった後は必ずやって来る、暗い波。
私の海はいつも時化ている。


希望で満ち溢れていたらどんなにか良かったのに。

どうして泣きたくなるんだろう。

独りじゃないのに、独りで膝を抱えてただ苦しむのは何故?

この弱さを捨ててしまえたら。
どんなに楽になるだろう。
それでもきっとこの弱さも私の一部なんだろう。


ジレンマ。
薬を何種類も服用しないと生きられない私。
強い薬も含まれているから、毎日身体は思うように動かない。
動き回りたくても出来ない。身体は何かに縛られているかのように
だるくて重たくて、立ったり座ったりするだけで苦痛。

やりたいことも出来ない。
薬を飲み始めてから、記憶力も体力も気力も、みんななくなった。
話せていた英語も、いつの間にかものすごく下手になっていた。
届いたTOEICのスコアを見て愕然とした。
何かの間違いじゃない?そう思ったほど低かった。
昔より100点も下がってる。

薬をやめたら、また死にたくなる。
今の薬のお陰で私の強い自殺願望はなくなった。

やめたくてもやめられない
だけど
薬のために色々なものを失ったのも事実だった

激しいジレンマに襲われる。


夏ももう終わる。

私の夏はまたこうして終わる。


Ira

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