埃まみれのノートブック
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夜、家族とゴタゴタ揉めて、 衝動的にあるだけのお金とカード、携帯を持って 家を飛び出した。 私が居なくなれば全て平和に行く、解決する、と 思ったから…
が… 家を飛び出してほんの500m程度で私の家出は終わった。 母が気付いて追い掛けて来たのだった。 母に強引に腕を掴まれ、家まで引っ張られる形で 私の決心は脆くも崩れ去った。
何処に行くつもりだったのと聞かれたが、 私は何も考えていなかった… 東京あたりまで特急に乗って、叔母の所にでも行こうかと思ってた。 だから駅に向かっていたんだけど…。
無性に悲しくて、涙が零そうだったけれど、 じっと堪えていた。
悲しいね。 こんなことしか出来ないなんて。 余りにも悲し過ぎるよね。
自分が情けないし、虚しい。
こんなことしたって、家族は悲しむだけだと分かっているのに。 何て馬鹿なんだろう。
でも、余りに悲しくて、辛くて、自分の気持ちが 伝わらなくて、だからそうするしかなかった。
ごめんなさい。 ごめんなさい。
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