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2001年11月05日(月)<<<歌と本と香り


香り。
最近、お香にはまった。

何故か、お香が家にあったから、高炉を探した。
で、発見して付けてみたら、もう、リラクゼーションの世界…。

恍惚(笑)

ライラックの香りしかないんですが、はまって。
こんどバニラ系のを買おうと、思った矢先…。

「妹の喘息に悪いから辞めろ」と………

ふぇーーーーーーん(泣)

でも妹ラブな私なので、おとなしく辞めるのでした。



ハイつぎー

本。
乙一さんにはまってます。
「おついち」と読みます。

スニーカー文庫で、久しくブリに呼んだ挿し絵付…。

そう!
挿し絵に一目惚れ!(爆)
だって美しいんだモン………。

でも、呼んでみたら中身に号泣。

結局、2冊もかっちゃいました。
一日で。
(夜更けに駅前の本屋までチャリを走らせ………っはぁ)

「失踪ホリディ」
「君にしか聞こえない」

失踪ホリディは、14歳の女の子の一人称で書かれてて。
タイトル通り、ホリディに14歳少女、ナオが失踪する話です。
良いんです。
和むんです!!!
もう、泣きました。

「君にしかきこえない」
こっちの方が感動。
携帯電話を持たない、女の子の話。
女子高校生で、クラスの子はみんな携帯を持っている。
でも、その子は持っていない。
理由は至極簡単。

携帯に電話をくれる友だちが居ないから。

なんか、自分にフィットしちゃって。
私も、今、携帯を持っているけど、時々恐くなる。
だれからもメェルや電話が来ないと、焦燥感っつーか、恐怖ってか…
なんか、どうしょもなくなる。
自分が独りになって、みんなは私のことを気にもとめず笑ってて
そんなこと想像して、悲しくなってる。
馬鹿みたいだけど、しょうがない。
いっそ、
携帯など無くなれば、こんなふうに駆り立てられはしないんだろうが
でも
無いと余計に孤独感じて
死んじゃいたくなりそだから。

うーん。

話がずれた。

とにかく、これは良い。
このあと、女の子は自分の想像のなかで携帯を手にする。
頭の中に描かれた携帯だ。
自分の番号を知る人間など、居るはずもない。
そんなとき、
そこに
想像の中の
架空の携帯に電話がかかる………

ココから切ない物語が始まる。




歌。
ZONE。

引っ越しの歌。
自分にかぶる。

小学校の時、引っ越しを経験して。
その時のこと、また思い出した。

親が決めて
引っ張られるようにして引っ越し。
転校。

「いつまでも友だちだよ」
「きっとまた、会おうね」
「絶対忘れないから」
「会いに来てね」
「手紙書くから」

でも
気が付けば手紙は数ヶ月で来なくなったし。
電話も来なかった。
会いに来る人も居なかったし。
会いに行く余裕など、私にはなかった。
友だち……。

こんなモンだって、
私はそのころから冷めてたのか、
半分諦めて
半分だけ悲しんだ

まぁ、そんな感じで。

でも、
この子達の歌聞いて、
そういえば
純粋に友人を信じて
いつか逢えると希望もって
手紙を出すって約束して
泣きたいけど
泣かないで
こらえて
笑顔でバイバイした日が
あったなぁって……。





久しぶりの日記が、こんな独断と偏見の感想で
スンマセン



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