2001年07月12日(木)<<<ナンパ成功(激違ッ) 幸せな気分♪
今日ね、小さな女の子が私の下校路を歩いてたの。 とぼとぼ歩いてて、 全然日陰のない道で暑いから追い抜かそうと思ったのさ、 んで、ちょこっとペースアップして抜いた……… と 思ったら…… その女の子、急に早く歩き出して…… まるで、僕に追い抜かれまいとして頑張ってる感じ。
で、思い出したんだ。 僕も、追い抜かれるのが嫌だったこと。 嫌で、悔しくて、抜かされそうになると歩調強めたり…… そんなことしてたなぁ、って。
だから、ちょうどギリギリに、 その女の子よりちょっと前を、 その女の子が普通に歩いても抜かせないスピードで歩いたのね。
健気に付いて来るんだ、その子。 もう、 大子さんメロメロ………(爆) 超可愛いっ!!!!
んで 我慢成らなくなって、話しかける(爆)
大子「遊びに行ってきたの?」 少女『(ちょっと驚いて)うん』 大子「楽しかった?」 少女『うん、3人で遊んでたんだ』 大子「そかー」 少女『でもね、私ね、5時に帰るから帰ってきたの』(当時4時半くらい) 大子「そっか。じゃぁ、他の2人はまだ遊んでるの?」 少女『うん。もう1人の○○ちゃんもね、5時にかえるのに、 5時半まで遊んでくって、いって、あそんでる』
もう、ココまで聞いて、大子さん自分の幼少時代とダブって見えてきます。 僕も門限が5時までで……それまでに帰らないと怒られて 酷く怒られて……。 でも、ちゃんと帰っても「それが当たり前」って感じだったから 誉めてなんて貰えなかったから……
大子「約束守って、凄いね。偉いね」
って。
少女『うん…。帰ったらね、宿題やるの』 大子「へぇ。どんな宿題?」 少女『あのね、引き算となぞるやつ』 大子「(ちょっと考えて)なぞるって、ひらがなを?」 少女『そうだよ。漢字はね、夏休みが終わったらやるの』 大子「そうなんだ。漢字、はやくやってみたい?」 少女『うん。…私ね、漢字の「木」かけるよ!』 大子「ホント?(知ってるけど)どうやって書くの?」 少女『えっとね…』
(少女と2人して空中に「木」の時を指で書く…)
大子「おぉー! ホントにかけるんだ、凄いっ!」 少女『あのね、平仮名の「き」もかけるよっ』
(少女は空中に「き」って書く)
大子「おーっ、合ってる!(意地悪な声で)じゃ「さ」は?」 少女『知ってるよ』
(少女は空中に「さ」って書く)
大子「当たり〜、凄いね」 少女『あのね「き」は2本だけど、「さ」は1本なの』 大子「(本気で感心して)そうだね、凄いね」
この辺で僕の乗るバスが止まるバス停が見えてきてしまう…
大子「おうち、どっちのほう?」 少女『あそこの信号わたって、あっち』
(ちょっと遠くを指さす少女)
大子「じゃ、あそこの信号渉ったところにあるバス停まで、 私も一緒に行っていい? 私ね、バス乗るんだ」 少女『いいよ。 どこ行きのバス乗るの?』 大子「■■駅行き、って言うの、わかる?」 少女『しってる。33番でしょ?』 大子「(■■駅行きって確か33系統…)凄いね! 解るんだ!」 少女『うん。私ね、そのバスに乗って小学校行くの』
小学校からバス通学なんて、大変だなぁ……と。
まぁ、こんな感じで色々喋ったわけです。 平仮名や漢字の話や (多分女の子の名字には「木」ってて時がはいるんだろうな…) 小学校の話。 私の出身小学校とは違うんだけど、彼女は一年生で… お兄さんの友だちが、私の出身小学校にいるらしく……
少女『××くんと△△くんがね、2年にいるんだけどね、知らない?』 大子「(僕、今、高校生なんだけど……)うーん、覚えがないなぁ、 ゴメンね」
なんて話や。 女の子が持っていた「とっとこハム太郎」のシールの話。 運良く、そのアニメは妹が好きで見てるから、 一緒にいる僕も大体のキャラクターが解るわけで……
少女『私ね ねてるくん が好き』 大子「ねてるくん、っていつも寝てるハムスター?」 少女『うん! かわいいんだよ!!』
とか、なんとか…… 他のキャラクターの名前を教えてもらったり、説明して貰ったり
でも、さっきも行ったようにバス停は見えてきて、信号も渉ってしまい… (その信号を手を上げて渉る女の子に感激……激可愛いっ・爆)
大子「気を付けて帰ってね、バイバイ」 少女『うん。バイバイ』
って……。 僕寂しい…。 でも、女の子も寂しかったらしく、何度も振り向くから、 そのたびに笑顔で手を振って…… はうぅ。。
こんな下校をしてきました。 いえ、マジな話ですよ!
今のこの時代、 声をかけるとか、そうゆうことが減ってるけど…… どうも僕は声をかけられやすい… 老人やら女の子やら、道聞く人に写真とって欲しい人… そんなに人が良さそうな顔してるかなぁ(笑)
まぁ、どっちにしろ、僕、無性に小さな子に好かれます(笑) 保育園でボランティアしたとき、何故か僕にばかり子どもがよってくる… 全速力で走ってきて抱きつく……(半ばタックル/笑) 一人既に抱いてるのに、抱いてとせがまれる… 保母さんに呼ばれて行こうとすると足にしがみついて止められる…… 最後の日には、何故か鈴なりになってしがみつかれる…… 何故? なんで? ファイ?
そんなに無邪気で、無害そうな顔してるかなぁ。 それとも、そうゆう雰囲気なのかなぁ。 うーん。 どうなんでしょうねぇ…。
まぁ、僕も老人子どもにだけは絶対人見知りしないし、優しいけどね。 そう、弱者にだけはメチャ優しい(笑)
こんな灰色の、血みどろの、人と人の関係が冷めていく世界で こうやって小さな女の子と、 名前すら知らない小学1年生女の子と、 一緒に歩いて帰れたことがたまらなく嬉しかった………
そんな、幸せな一日v
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