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2007年05月20日(日) |
映画「パッチギ! LOVE & PEACE」公開初日舞台挨拶 |
くまおが「中村ゆりさんを見たい」というので、 昨日ごろちゃんの舞台の前に、「パッチギ」を見に行ってきた。
舞台挨拶は豪華だった! 主役の2人と子役の男の子、監督のほか、藤井隆さんと西島秀俊さんも来てた。 西島さんの舞台挨拶って何気によく行ってるんだよー。
今日の西島さんはいつもと違って明るくてテンションが高そうだった。 藤井さんが監督のエピソードとして 激しく揺れる船の上で監督だけが元気にカレーライスを食べていた という話をしたとき、 西島さんはとってもうけたらしく、よく笑っていた。 舞台挨拶であんなに笑ってる西島さんは初めて。
私の隣の女の子2人は西島さんのファンだったらしく、 手を振ったり、西島さんが動くたびにキャーキャー言ってた。 まるで剛くんの舞台挨拶の時の自分を見ているようで、 可笑しくなってしまった。
映画館に入場するとき、主役の井坂俊哉さんがお客さんひとりひとりと握手をしてくれた。 (1万人握手キャンペーンなんだって) わたしは遠慮しちゃってかるーくしか握手しなかったのに、 井坂さんはギュって倍以上の力で握り返してくれて、熱い人なんだなって思った。 背が高くて目に力があって圧倒された。 わたしも思いっきり握ればよかった。
前回のパッチギのときもそうだったんだけど、 井筒監督はテレビではよくしゃべるのに、舞台挨拶ではほとんどしゃべらない。 映画公開初日ということで胸がいっぱいで言葉にならないのかな。 それともかなりシャイなのかな。
映画はやっぱり面白かった。 展開が早くてあっという間に終わってしまった。
ただエピソードを詰め込みすぎていて、 自分の気持ちがついていけずに感情移入して見られないところがいくつかあったのが もったいないなって思った。
あんなに暴力シーンがいっぱい出てくるのは、 あのシーンでぶつけたい監督の何か激しい思いがあるのかなって思った。
藤井さんの演技がとてもいいなって思った。 出すぎずかといって目立たないこともなく、印象的だった。 あと、剛くんと舞台で競演していたキムラ緑子さんが出演していて とってもいいお母さん役だった。
この映画に描かれている時代のこと、国と国の関係や差別のこととか 知らないことがいっぱいあって誤解していることも多いと思う。 舞台挨拶のときに西島さんが同じようなことを言っていたんだけれど、 映画を見ていてそういうことをきちんと知りたいなって思った。
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