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2005年12月12日(月) |
冷や汗の向こう側を読んで |
待ちに待った三谷幸喜さんの本(朝日新聞の連載をまとめたもの)が出た。
(以下ネタばれあり)
その中のに、山南さんが切腹した回の収録後の 飲み会の出来事が書かれていた。
飲み会の席で観柳斎が局長と副長が泣いていたことを指して、 泣くなら切腹なんかさせるな と局長を批判したらしい。 すると土方が 俺のことはいいけど、局長を批判するな と怒ったとか。
さすが、土方さん。 もうここでわたしの目には涙が滲んできた。
そして、それを見ていた沖田と平助が 別室の局長を呼びに行き、 やってきた近藤は 俺に免じて許せ と言ったそうだ。
飲み会の席もドラマの中と同じだ!
慎吾くんは1年間とてもつらかったと思うけれど、 でもいい仲間に出会えて、いい仕事ができたみたいで 本当によかったなって思った。 それももう1年も前の話というのに驚いた。
この本には最終回の収録の様子も書かれていた。 新聞に載ってすぐお友達に見せてもらい、 泣いちゃったんだけれど、 今回読み直してまた泣いてしまった。 電車の中ではもうこの部分は読まないほうがいいな。
三谷さんのこのシリーズはとても面白い。 この本の中の三谷さんを見ていると、 色々なハプニングに遭遇して困ったり、 突拍子もない行動に出て周りからへんな目で見られたりしている。 自分の中にもちょっと似ている部分があったりするので、 まだわたしも頑張れるかもしれない、と 読んでいてじんわり元気が出てくる、そんな本です。
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