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2004年11月07日(日) |
バイオリンのサイトでのメッセージ |
昨日の夜、海峡を渡るバイオリンのサイトで剛くんからのメッセージを読んだ。
「もう絞れない、という雑巾を絞らされるような作業」
この言葉がグルグルと頭の中をまわって なかなか寝付けなかった。
すごい例えだと思った。
これ以上は何も出ない、精一杯やっていると思っていても もっと出る、もっと出せ、もっとできると言われたのかな。 激しさが足りないと言われたのかな。
F2か何かで見た 「上手く作れなかったバイオリンか何かを机に叩きつけるシーン」が 目に浮かんできた。 あれはものすごい迫力だった。 ほんの一瞬しか見ていないのに、泣きそうになってしまった。
この文章は剛くんが書いたのだろうか。 それともインタビューしたものを誰かが書き起こしたのだろうか。
「ひじょうに強い力」のひじょうが平仮名なのはなぜかなとか、 頻繁に改行するんだなとか、そんなところにまで目が行ってしまう。
何度も繰り返し読みたくなる文章だった。
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