きまぐれ日記♨
おっつぁん



 ぼくとパノラマカー
2002年08月04日(日)


昨日、青春18きっぷを買ってきました。夏休み名物、JRの普通列車乗り放題。鳥は、翼を手に入れると、すぐに飛び立つのでしょう。ワタシもさっそく18きっぷを使って、名古屋へ。

さて、名古屋へは、友達に会いに行ったのですが、ろくすっぽ約束もせずに出かけていったため、当然、こちらの予定通りに話が進むわけもなく、時間が大量に余ってしまうことになります。で、名古屋鉄道(名鉄)の電車「パノラマカー」に乗りにいくことに。この電車、ワタシの子供のころからの憧れの電車なのです。

パノラマカーは、運転席が2階にあり、1階にある一面ガラス張りの客室からは、前面の展望が楽しめるという、なかなかに画期的な電車です。もともとは、名鉄の看板車両として、特急列車などに使われていましたが、ここ数年は、新型車両にその座を譲り、急行列車などに使われています。写真をお見せしたいのですが、あいにく、カメラを持っていかなかったので、名鉄のサイトから見ていただくことにしましょう。
http://www.meitetsu.co.jp/
パノラマカーの写真はこちら。
http://www.meitetsu.co.jp/meitetsu/densha/7000.html

真っ赤なボディーが、カッコいいでしょう?この電車は登場して、すでに40年。ワタシが今日乗った車両にも、昭和37製造のプレートがありました。でも、そのデザインは、いまだに新鮮ですよね。ワタシが子供のころに見た絵本には、このパノラマカーと、小田急の「ロマンスカー」、近鉄の「ビスタカー」などが、私鉄特急の代表選手として紹介されていたように思います。子供のころからの憧れ、というのは、こういうところからなのですね。

パノラマカーも、いつもやってくるとは限りませんので、数本電車をやり過ごして、新岐阜行きの急行列車に乗車します。せっかく乗るからには、何がなんでも一番前、展望席に乗りたいものです。みんな狙っている席です。周りには、見るからにライバルという人も数名(笑)。名古屋駅の時点で、展望室には入れたのですが、取れたのは2列目。でも途中駅で、最前列の席が空きます。ライバルたちを出し抜いて(笑)、手に入れることができました!岐阜まで30分くらい。夢のような時間でした。

この電車も、あと数年で引退なのだとか。もったいない気もしますが、車両の年齢を考えると、寿命なのかもしれません。なくならないうちに、もう一度乗ってみたいなあ、なんて思う、電車でした。

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