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◆ F1と資金難2002年07月06日(土)
今週末は、F1イギリスグランプリ。なにやら、雨っぽい予報もあるそうですけど、どうなんでしょう。
さて、今回のグランプリ、突如注目を集めたのが、アロウズチーム。トム・ウォーキンショーという、やり手の監督が仕切る、中堅チームです。ヤフーニュースにも載っていたのですが、このチームが資金難なんだとか。きのうのフリー走行も走れなかったほど。
資金難により、F1から撤退というパターンは、かつてはよくありまして、最近の例では、97年のローラ(1戦目で予選落ち。2戦目で撤退)や、96年のフォルティ(11戦目で撤退)などが挙げられます。シーズン途中に限らなければ、今年のプロストもそうでしたね。F1て、お金がかかるんです。
今回のアロウズの場合、エンジン代金が払えなかったそうで、一説に拠るとその額約6億円。今年のアロウズの場合、エンジンをコスワース(フォード傘下。ジャガーのエンジンもここのもの)から買って参戦していますので、このような代金を払う必要があるわけです。それにしてもこんなにかかるんだな。
それでもまあ、今回は、監督が身銭を切ったという話で(真偽のほどは定かではありませんが)、今日の予選にはなんとか出走しています。それも、なかなか速いという。速さと財政の状態が、必ずしも比例するものではないというのも、この世界の不思議なところです。
これからどうなるんでしょうね。とりあえず、今年はすでにプロストチームがなくなっていますので、これ以上、チームが減ってほしくはないなあ。個人的には、ここのチームのフレンツェン選手も、応援してますし。しかし、相当に厳しい状態であることは、確かなようです。
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