雲間の朝日に想うこと


< 本当に心配していただけだろうか >


台風で大荒れの天気。

少し心配になって、
本当に好きな人に電話をした。

旦那の影に怯えながらも、
どうしても彼女を驚かせてみたかったから、
いきなり電話をかけてみた。



最初はびっくりして警戒したけれど、
俺だとわかると堰を切ったように話し始める。

舌っ足らずの可愛いしゃべり方・・・
久々に聞く大好きな声。


人恋しかったんだろうか?
それとも二人の距離が近くなっているからだろうか?

前より彼女は楽しそう。



なかなか機会が訪れないけれど、
俺の街に遊びに来たいと言う彼女。

 「俺を食べに来るの?」

なんて冗談にも、

 「えへへ、食べちゃって良いの?」

と答えて来る。

俺がいつでも良いと答えても、
そんな事など本気にしちゃいないんだろう。

それでも良い。




ついさっき電話したお前との話を、
全部忘れるほど楽しい時間。


またお前を裏切ってるな・・・。


2001年08月22日(水)


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