< 俺は期待外れじゃなかったですか >
初めて逢った彼女は・・・
ひいき目に見ても、 顔もスタイルも見栄えはしない。 年上のお姉さんだと感じていたけれど、 俺よりよっぽど子供。
けれども、 お前は俺を一番わかってくれる人。
ずっと文字と声だけの会話だったから、 お前を理解するのも、 俺を理解してもらうのも、 大変だった。
だからこそ貴重な関係なんだよ。
隣に寝ているお前の寝顔に口づけをして、 ふと小さく息を吐く。
「長かった」
それが正直な感想。 整理券を受け取ってからもう9ヶ月が過ぎている。 |
2001年03月27日(火)
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