スイッチ。
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その夜も電話があって、 お葬式が無事に済んだこと、学祭どうだったか話した。 たぶん20分くらい話したかな。 寝ぼけとったけん何離したかよく覚えとらん・・。 明日少し学校に顔出すよ、また連絡するわ。そうやって終わった。
学祭は平日だけ会ってお客さんも少ないし、 サークルの当番のときだって20人も来なかった。( ´−`) 暇すぎてユウ君とメールしてました。 タルト買わされました。(甘過ぎ。 学祭も終わりかけの頃、中村サンから電話。 「お疲れー。お前なんしよるん?オレ今来たっちゃけど。(笑」
「サークルの片づけー。」 「もう片づけしよるん??」
「ウン。見にきてよー♪」
「なんがあるん??」
「展示だけ。」
「わざわざ見に行くもんやねーし。」
バサッと斬られ切られました。 中村達也はケチです。(○`ε´○)
片づけも終わって講堂に向かった。 コンサートの前かってくらいめちゃくちゃ人が多い。 友達と話しながら講堂が開くの待ってたら中村サンから電話。 「お前、どこおるん?」
「講堂ー。」
「はあ?まだ早くねえ?(笑」
「今年は立ち見も出るっち噂なんよー。(笑 ってか自分なんしよん?もう帰るんやろ??」
「ホールおる。つーか来いよ。お前の顔見てねーし。」
「えー。(苦笑」
とかいいつつ走ってホールに向かうあたしってやっぱばかだよなあ・・。 でも、すごいその一言が嬉しくて。 中村サンからすると深い意味はないってわかっとるんやけどね。 ナハハ 自分ってヤツが単純でヨカッタ。(笑
ホールをキョロキョロしよると白鳥サンの姿。 いつもの白鳥サンの姿。
「おーす。今日、どうやった?」
「楽しかったよ。^^」
「なら、ヨカッタ。^^オレは色々忙しかったよ。」
「だよねぇ、お疲れ様です。」
「おぅ。さて、お前の顔も見たし帰るかね。^^車適当に止めとるし。(笑」
そういって中村サンは帰って行った。
やっぱり好きだ。
何度も何度も思った。
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