スイッチ。
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2004年10月13日(水) |
図書館のお姉さん。5 |
風邪がよくならないで咳き込む毎日。 朝から中村サンから電話。
「おはよ。お前今どこ?」
「ん、もう学校だよ。」
「オレさ、早く着きすぎて図書館に行って勉強しようち思ったんね。そしたらセンセーがおってさ。(笑」
「そーなんや?」
図書館の先生。 通称図書館のお姉さん。 中村サンが入学したときからの憧れの人で、猛アタックしたすえにふられた。 というよりは、中村サンの中でお姉さんは終わった。 あたしの中でもお姉さんは終わったものだとおもっちょったし、 それ以来ウチらの会話に出てくることはなかった。
「んでさ、イキナリ『あたし明後日暇なんやけど。』とかいいだしたんね!あーそーなんすかっち言ったらさ、『ご飯でも食べに行かない?』とか言い出したけんね!(爆笑)オレは『は?何言ってるんすか。』っち言ったんね。そしたらあの人なんち言ったと思う?(笑」
はあ!? 今更先生、何言い出すんだ・・ アナタ好きな人おるんやないん???
「さあ、なんやろ。(笑」
「『あの、みずきちゃんも一緒にどうかな。あの子可愛いよね。本当に可愛いよねー。痩せてるし羨ましい。あたしもあんな風にならんとねぇ。』ちなぜかお前出すし!!3人で飯とか意味わからんし(笑)『あー、そーっすね。じゃあ。』って適当に言って帰ってきた。」
あ、あたしの名前出してまで中村サンと遊びたかったんかな? それとも純粋に3人で食事? まさかなあ、そこまであたし先生と仲良くないし。(苦笑
「先生、どーしたんやろね。(笑」
「さあねぇ。(笑」
「先生、頭打ったんかなー?(笑」
「あー、かもしれんね。(笑」
まぢ先生何考えてるんやろ。(笑 ってかオンナの人は何考えてるかわかんないねー。 中村サン的に言いよってくる人は苦手やと思う。 どっちかというと自分から攻めたいタイプやしね。
中村サンはもう先生に興味ないっち言いよったけど、どーなんやろ。 今、彼女おらんし再加熱する可能性あるしなあ。
なんだかんだで、先生は中村サンの事気に入ってて 下手したら好きなんじゃないかなっち思う今日この頃です。 相変わらず中村サンを見かけると話しかける先生がいて、 わざわざ中村サンと話すために行動する先生がいて、 あたしからするとちびっと、複雑やわ・・。
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