鬼のかけら。≫イッマムラ
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2010年05月18日(火)
Wake up!
「うん、こうなったら意地だね。」

「ぜったい負けるか、って意地でここまでやってきた。」

「いつか英語の仕事もやりたいんだ。」


って韓国料理屋で隣の席の男性が話してました。
なんつう押尾節。
こんばんみ、殿下です。

その男性が連れの男性に

「んー自分なんさい?」
「23っす」
「俺がいま29だから、あと6年ね。この6年で俺のトコまでこれる。」

って自信満々に言ってる様がもう、もう。
私の顔、えびす顔。
だまってると吹き出すのでパッピンス(韓国のかき氷)無理矢理くちに詰めて頭キーンしました。

「俺なんてまだまだだよ。俺の先輩がマジすごっくて。あこがれてる。」
「夢があってさ。その先輩についていけば叶えれるって信じてる。」


なんの職業かなー。
技術屋か?
職人か?
とか思いながらジッと聞いてると、男性が一冊の本をトンと机に置きました。

私側から見えない位置だったんですが私の友人がそれ見た瞬間
ブーーーッ
ってユズ茶ふき出してメールおくってきました。


『マルチ商法。』


全く技術屋でも職人でもない彼になんかホッとしてかき氷食べ続けました。



そんな彼に歌を送ってあげたいね、って。
私はお店にセロハンテープを借りよう。
そして鼻の頭と額を貼り付けよう。
友人には韓国海苔を。
細かく砕いて鼻の下に貼り付けるんだ。


そんで即席アリス。


「OH神よ!彼を〜救いた〜まえ〜〜!!」



テーブルをステージにしてチャンピオンを歌ってやれ。






今日のかき氷はいつもよりちょっと甘い気がした。



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