チャンネルかえてたら教育テレビの「ゆうがたクインテット」が映って。 お人形さんたちが演奏しているのを「わーバイオリンの弓の上下が妙に音と合ってるアハハ」とか思ってしばらく見てたら、妙に合ってるどころか完璧に合ってることに気が付きました。 他の楽器は全くわからない(ピアノすらわからない)けど、弓のアップダウンとビブラートのタイミングがバッチリなことはわかる。 なんでだ、ドラマの演奏シーンよりよっぽど合ってるぞ! まるで人形が演奏しているかのようだ…!
と衝撃を受けて調べてみたら、ヤフーの知恵袋で同じ質問をしているひとがいました。その人はオーボエについて訊いてて、つまりオーボエも完璧であるらしいです。 回答としては、実際に楽器を弾いてる人と人形が連動してるんだよ〜とかいう、ことらしい。何をどうやって連動させているのかはよくわかりませんが、その、「お人形さんの動きがぴったり!」という部分に本気を見せるNHKのことキライじゃないぜ、と思いました。
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そんな私は、昨日、子ども向けって言うかいっそ赤ちゃん向け?のアニメにちょっと泣きそうになりました。それもまた教育テレビでした。 なんか…、イスのキャラクターのやつ。イスがケンカしちゃうんだ。始めは微妙なイラッとしたケンカで、次に大喧嘩になって、そのうち片方が「…もういい。コッシーなんてきらい」とかテンション低く呟いてどこかへ行ってしまうんだ。
それでさぁ、私としては、ぽつんと残された方のイス(コッシーというらしい)が「へん!ぼくだってキライ!」とかそんな風に叫ぶかと思ってたら。
コッシーはびっくりした顔で、 「なんだよ…。なんだよう。ぼくだってフワフワしたかったのに…、ぼくフワフワできなかったのに!うわーん!フワフワしたかったよう!」 と言ってひっくり返ってジタバタして大泣きするんだぜ。
…えっ、伝わらないかい。 これ泣けないかい。 フワフワというのは、タンポポの綿毛をフーッてすることです。 コッシーは先を越されてフーッて出来なかったの。 それが出来なかったのに、その上きらいとか言われて、なんでなんで!っていう。ね。悲しいね。 ほんとは「きらい」がショックなのに「フワフワしたかったよう」に行きつくところが、子ども時代の思考回路だなぁ…、
と、グッときている、いい大人。
いやいや、さすがです教育テレビ。 なんていうか、さすが土曜の朝からマ王を流すだけのことはあります(これビックリした)(BSでも深夜でもないのに!と思った)。
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