2005年12月04日(日) |
真綾さんライブでもらったカラーバンドは青でした |
大阪レミゼの日、ちょうどファン感謝デーでイベントがあるらしく、嬉しいです。 やったあ!真綾さん!
クリパよりレミゼを選んだ(わけじゃない)(全く重ならない)自分へのプレゼントと受け止めます。クリスマスパーティは、レポを拝見できる日をいい子で待ちます。ドリボも。
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そうそうそう!すばるくんレンジャーを見たとき「…木原さんと繋がった!」と慌ててメールしようとして、でも何てタイトルで送ればいいのか思いつかなくてやめたのでした。 そうなんだ〜、奥さんのお名前がすばるさん! 第二位ってすごいね!?
日記に感想。いつものこと。 贈る人一覧の中に、真綾さんとか未來くんとか、関俊彦さんなんて名前もあってワクワクしました。
あとは、青い子レンジャーにもドキリとしました。 青い豆電球って。 カチンはカチンとくるからカチンなの? 「このゾーンの調子どう!?」みたいな、客席の区切りが曖昧でさぞかしお客さんも乗りづらいだろう煽り方とか、もう。大好きです。
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雑誌! 雑誌はミラクルですよね!
2000年3月号ウインクアップ70ページ そんなオレの心の支えになってくれる人、甘えさせてくれる人、どこかにいませんか(笑)?「この人がついていれば大丈夫」っていう安心感が欲しい。そして精神的に強い人。自分がこんなだから、同じようなタイプの人だとふたりで自爆しちゃうやろ。 だからオレが落ち込んでるときも「なんでおまえはそんな小さなことで悩んでるんだ!」って怒りつつ、励ましつつ…っていうのがええね。
そう語るすばるくん。 ひとつページをめくれば、「いつものヒナちゃん。」(記事タイトル)
…ここに居るよ!と思う2005年。
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…さあさあさあ。 投げてなかったらしい、ウォーターカツン後編4です。
あいだ空けすぎなのでリンクとか貼ってみる…。 後編は5話で完結です。合わせて11話です。
前編1 2 3 4 5 6 後編1 2 3
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☆ ウォーターカツン 後編/4 ☆
文化祭を明日に控えた夜。 「いよいよ明日が本番だな…」「ああ…」「明日の朝9時には、シンクロしてんだよな…」 実はこの時点で、学校からの正式なシンクロ公演許可は下りていませんでしたが、勝運メンバーはゲリラする気満々でした。女子の間でも商店街でも、既にチケットが売りさばかれていました。正式な公演ではないため、勝運のシンクロ公演は「海賊版」と呼ばれていました。もちろん先生達も気づいていましたが、ほぼ黙認でした。ふてぶてしさがあってこその勝運。彼らからふてぶてしさを取ったら、じゅんのスマイルくらいしか残りません。そうだろ。
勝運メンバーは明日のことを思いながら、垂れ幕を描きあげました。 JOKERがドクロばかり描くので、垂れ幕はまるで海賊帆のようになりました。仕方が無いのでせめて可愛くしようと思って、小さいドクロには各々でメイクを施しました。 傍らのラジオからは、毎週木曜日のラジオ番組が流れてきます。 「こんばんワンツー!えー、今日はお便りと曲のリクエストを頂きました」「おーそうですか」「ラジオネーム☆☆さんから…『勝運高校のみなさんこんにちは!』勝運ちゃいますけどこんにちは!『明日はいよいよ、シンクロ公演ですね!いつも練習見に行ってました。その時から気になってたんですけど、どうして中丸くんはウインクをしないのですか?中丸くんのウインクも見たいです!本番では是非、ウインクしてみせてください!』…ということでねー、あと『ボイパばっかりやってんなよ』って」「それは書いてないですけどね」「ウインクですって」「まあ、本人の得手不得手もあるでしょうしね、恥ずかしいって気持ちはわかりますよ。どう思います?」「これは…。していきましょう!積極的にしていったらええねん!…曲は、『グローリア』!」 ポジティブな言葉に、中丸くんはいやいやながらもその場で「じゃあ本番ではウインクする」とメンバーに約束させられました。 そこへ、田口くんが鉄板を持って走ってきました。 「みんなー!焼き立てのパンだよー!」 お店から、パンを差し入れてくれたのです。喜ぶメンバー。しかし次の瞬間、 「あっ!」 勢い余って、田口くんがバケツに足をひっかけてしまいました。垂れ幕を描くのに使っていた、蛍光ペンキの入ったバケツです。 「あぶねえ!」 瞬時にJOKERが垂れ幕を引きました。間一髪で、ペンキは幕にはかかりませんでした。けれど…。 「田中くん、上!上!」 鉄棒の間にヒモを通したところへ、ヒラヒラと干されていた水着。 あまりに威勢よく幕を引っ張ってしまったので、あおられ、干してあった水着へとぶつかってしまったのです。 「本番用の水着が…!」 ヒモごと外れ、落ちてくる水着。 それはそのまま、こぼれた蛍光ペンキの中へと落ちました。 「ああっ!」 慌てて田口くんが、鉄板を持っていた鍋つかみのままペンキをふき取りますが、間に合いません。水着も、鍋つかみも、目のさめるような蛍光イエローに染められてしまいました。 呆然とする部員たち。 「…どうするんだよこれ…」「ごめん!ごめんね!?」「ごめんっつったって…ペンキだぞ?」 泣きそうになってしまった田口くんは、とりあえずすぐ洗ってくる!と、染まった水着を持って駆けてゆきました。 残った部員たちは顔を見合わせます。 「まあ…なんとかなるだろ」「すぐ洗えば落ちるよね」 そんな感じで前向きに。 「とにかく、明日は全力でやるぜ!」亀梨くんが言いました。 「ああ、全力で!」「全力で!」「全力で力を抜く!」 メンバーが宣言しあう中、上田くんだけは集まりから離れて、じっと夜空を見上げていました。 「…星が…見えない…」
そして、学園祭当日をむかえました。 朝8時30分。部員たちは校門に集まります。本番まで残り30分だというのに田口くんは現れません。 「どうしたんだよ、アイツ…」「水着のペンキが落ちなくて、来るに来れないんじゃ…」 「そんな!」中丸くんは言いましたが、田口くんならあり得ると思いました。 「…俺、直接家に行って見て来るわ!みんなは先に準備してろよ!」 言うや、走って行ってしまう亀梨くん。 「とりあえず、俺らは先にプールに行ってようぜ」 そうして赤西田中上田中丸の4人はプールに向かいました。 ところが、着いたプールにはなんと、ボートが浮かべられていたのです。観客らしき人もたくさん集まっています。 「おい…なんだよこれ!」 慌てて観客の1人に訊いてみると、「だって今日は朝9時からボート部の大会があるんですよ」と答えられました。衝撃を受ける4人。 「だって、9時からはシンクロの公演が…」「やっぱり許可をとらないと駄目だったのか…?」 今更そこを話し合っていると、そこへ頼みの綱、二宮先生が現れました。 「二宮先生!」「助けてください、プールが!」 すがる部員たちを見て、二宮先生は、「おうお前ら、今日はがんばれよ!俺もがんばるから」と答えました。よく見ると、先生は手にオールを持っています。そう、二宮先生はボート大会の参加者なのでした。 「いや、だって、がんばれっつったって!」「時間かぶってるじゃないスか!」「チケットにだってちゃんと9時からってしっかり書いてあるのに…!」 その言葉を聞いて、二宮先生は首をかしげました。 「え?だってお前らの公演は、夜の9時からなんでしょ?」 「は…?」 衝撃第2波です。二宮先生の取り出したチケットに顔を近づけ、よーく見る4人。 確かにそこには 開演PM9:00 と書いてありました。 「…お前知ってた?」「知るわけないだろ」「つーかこのチケット誰が作ったんだよ!?」「いや、いつの間にか出回ってたから…」 とにかく、朝の9時からのプールは、ボート部が使う。集まっている人数を考えても、それを変えることはできません。4人は途方にくれました。「上田くん、リーダーとして何か提案は…?」「うーん、俺面倒だからもうリーダーやめる」「ええっ」 田中くんはポツリと言いました、「まさか田口のやつ、ボート部に参加とかしてねえだろうな…?」
一方、田口くん家。 メンバーの不安をよそに、田口くんはちゃんと家にいました。ノット中田三郎でした。まったく落ちない蛍光ペンキと、一晩中格闘しつづけていたのです。 そこへ息を切らせて亀梨くんがやってきました。 「田口くん!」「…亀梨くん…。ごめん…水着の色、落ちなかったよ…」 泣きそうになる田口くん。時計の針はもう9時を指すところです。「もう本番だよ、亀梨くんだけでも早く行かないと!!」 訴える田口くんに亀梨くんは「あっそれは大丈夫」と答え、懐から格好いい携帯電話を取り出しました。 「さっき赤西から連絡あって、なんか、俺らの公演は手違いで夜の9時からになったらしい」 そしてその携帯に耳を寄せると、「田口くんいたよ、水着のペンキは落ちてない。どうぞ?」と話しました。ここへ来て、『ウォーターボーイズの世界に携帯電話は存在しない』という大前提を打ち崩した、ごくせんコンビでした。 田口くんは、夜の9時からという部分に驚きつつも「それでも」と首をふりました。 「それでも、無理だよ。それまで時間をかけてもこのペンキは落ちそうにないから…スポーツショップでも、新しい水着の入荷は明日になるって言われたし…」 憔悴しきった田口くん。その姿を見て、亀梨くんは眉を寄せました。 「…田口くん家って、鍋つかみ、あと5組ある?」「…え?」「ある?」「え、あるけど…」「じゃあ、それ持って行くぞ」 そして、田口くんの腕を掴みました。 「行くぞ!」「…かじゅ!」「かじゅって言うな」 軽く彼氏彼女コントをしながら、プールへと、走り出した2人でした。
〜最終回へつづく〜
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何してたのかって言うと、書きすぎたエイトネタを削っていました。でも残りました。
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