stray notes

氷砂糖

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かくれファン(mixi とほぼ同文)
2009年06月30日(火)

駅まで向かう道沿いに、可愛い洋服のお店がある。若い子向きだし、若かった頃も選ばなかったんじゃないかなぁというテイストの服なので、お店に入ったことはないけれど。

お店の前に飾られている服に、毎日白いB5サイズくらいの紙がかかっていて。そこに書いてある文が、最近妙に気に入っている。内容はどうということのない世間話や天気の話、お店のおすすめやニュースが書かれているだけなのだが。文面が、いつでもとても可愛らしいのだ。

美しい字、というわけではないが、丁寧に書かれていて、愛嬌がある。時々誤字があるので、頭はそんなによくないのかもしれない(もしいいとしたら、うっかりさんなのだろう)。皆でTDLに行きました! とあったりするので、友達も多そうだ。野菜にはまっている、とあったので、一人暮らしなのかもしれない。たぶんこの店の服が似合うような、可愛らしく気立てのよいお嬢さんなんだろうなぁ、と読むたびほほえましく思う(これで実は40代後半のおじさんが書いてたりしたら吃驚だが、まあありえないだろう)。

以前はつい字があると読んでしまうだけだったのだが、だんだん楽しみになってしまい、まれに何もなかったときは、お休みなのかな? とすこし残念な気持ちになったりする。HPやblogを読むのと似てるかもしれない。

本人と会いたい・話したいとは微塵も思わないが、いつもよい気分にさせてくれてありがとう、と思う。服を買ってるわけではないので、向こうにしてみればありがたくない通行人かもしれないが。




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