「サンデマン」での試飲そして買い物を済ませると、夕食にお出かけだ。 今宵はポルトでポルト・ワインに酔いしれることになる。こういう機会はそうそうはおとずれない。しっかりこのヨーロッパの色を堪能しておかなければ、送り出してくれた人に失礼というものだ。
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一夜明けると、朝から次の訪問地「シントラ」に向けてバスを走らせることになる。やはり、ドライバー、カルロスが操るこの闘牛スタイルバスは人目を惹く。
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「シントラ」までの道のりはけっこうある。5時間コースだ。そりゃあ、ちびちびと途中立ち寄りながら北上したわけだが、今度は一気に南下するのだから。
ワインのブドウ畑、そして牛の放牧と、のどか極まりない風景を楽しみながら、しかし車内では飲むことも、またお菓子をぼりぼりむさぼることもできない窮屈な状態で一路「シントラ」への旅である。 この白い花は、「アーモンド」の木だ。バスからの撮影はかなり無理がある。しかし、コニカ・ミノルタの「ディマージュA200」の連写機能を使うとかろうじて一枚だけヒットした。
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