トレドの街を一望する高台のレストランで食事をすることになった。これはすでに団体さんとして用意されてはいるのだが。 長い階段を上り詰めると、ドン・キ・ホーテの像がお迎えしてくれた。昼時もあってすでにお客さんは入っている。私達は用意された席につくと、すぐに飲み物のオーダーが始まった。レストランでは最初に飲み物を注文しなければいけないようだ。水もふくめて各人がオーダーを出す。添乗員が値段を聞いてくれる。コストパフォーマンスからするとワインだろう。それに味的にも飲みやすい。
メニューは「パエリヤ」。何やかにやが入ったピラフのようなものだ。米は細長いいわゆる外米と呼ばれる種類だが、なんとも芯があって日本人には今ひとつなじめないかもしれない。これを言うと、「この芯を残すのがとてもむずかしいのに・・・」となってしまう。
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