中林淳眞先生からトレドの分厚い本をお借りした。これはスペインでの演奏の際、市長から贈呈されたものだそうだ。古い写真は今から約4、50年ほど前のものだが、トレドの長い歴史からすると近年になる。しかし、写真を見る限り、当時のゆったりとした生活ぶりがうかがえる。どうもほんのここ最近で町の様子が変わっていったようだ。小さな歴史の町なのに、車社会になってしまっている。まあ観光者にとっては、便利で、ホテルもそれなりに充実しているので快適なのだが・・・。