伴奏は2本のギターだけだが、これに歌が加わるため、3人とはいえかなり迫力のある演奏となっている。 途中で伴奏は控えのグループと交代した。おそらく数時間に及ぶステージなので、いくらプロとはいえ、体力がもたないだろう。
ツアーに参加された宮城県のOさんは、フラメンコ・ギター教室の先生だが、本場の演奏に感動されていたようだ。日本でも来日アーティストはいるのだろうが、やはり現地にいかなければ本物に出会うことはむずかしい。
とはいえ、到着した当日の最初のイベントなので、どっぷりとつかる前に早々に切り上げた。さて帰りのタクシーがつかまるか、と心配して外に出たが、劇場前には数台が客待ちをしていた。準備よろしくホテルのパンフレットを持参しているので、「ここ、ここ」と指差してOKである。
こうして長い初日は終わった。明日からはどんな旅になるかと思いを馳せながら、ゆったりとしたベッドにもぐりこんだ。
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