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先生のこと - 2005年12月13日(火)

後ろめたくて近況を報告できずにいた恩師がいる。
わたしが大学から出たことも、知らせていない。
会社を休むことになって、部屋を片付けて、院試に受かったときのお祝いの手紙を、もう一度読んだ。

「生きがいというのは いかに苦境を克服していくかという点にあるのではないかと 最近は考えたり致しております。」

高校と大学の先輩にあたる先生は、本当に先生と呼びたくなる先生だ。先生にとって教師という仕事が、生活していくための方法でしかないというのも事実なら、先生が本当に教師として生きてきたのもまた、事実だ。

わたしはここでまだ何もしていない。世界も知らないし、自分をひらくことすらかなっていない。当然のことだ。そして何もかもが中途半端なまま、ここから出て行くわけには、いかないのだ。

戻りたい場所はある。生きる道は、本当はあそこにあると思う。でも、あのままいるわけにはいかなかった。わたしのひとつの「時代」は、あのとき終わったのだから。今は、そこに辿り着くために、準備をする時間だ。

好きなことだから、好きなように、やりたい。そう話したら、わかってもらえるのだろうか。大成することだけが成功ではないと、今ははっきり思う。





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past  will





Not one night
one single day
that I wouldn't give to you
So with all my might
in every way
I'll try to forget to you

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