待つのは性に合わない - 2005年06月13日(月) たった一人の話したい相手は電話に出ない。理由は何となくわかる。でも我慢するのは難しい。 そして耐えきれずにその後に電話してしまった相手には、「俺はきみの何なんだ?」と言われてしまう。 男女の間には友情は成立しないのだそうだ。 それならこっちもきいてみたい。この数年、わたしはあなたの何だったのか? 恋愛抜きでは何も為さないような関係しか築けなかったということなのだろうか? 彼女ができたら電話がきても出ないよという台詞を鵜呑みにできるほど出来た人間じゃないけれど、これでも少しはまっとうな人間に戻ったつもりだ。 ただやさしくしてほしかっただけかもしれない。 誰でもいいんだろうと言われてそうだと思うと答えたのは間違いない。 その人でないのなら、あとは誰だっていい。 でも、今のわたしの言葉は、きっと誰にも伝わらない。毎日ほかのことで一生懸命で、わたし自身がどんどん空になっているからだ。伝えるべきものを、今のわたしは持っていない。当たり前のことだし、いけないことじゃない。焦っちゃいけないと、頭ではわかっている。 体調を崩したきっかけはこれだったと思う。ぷっつりと、切れたのを感じた。 おかげでますます空になり、欠勤した日にはぼんやりと昔の夢を見た。熱を出したらだいたい、傍にいた。 また一週間が始まる。 大事なイベントを月曜に控えた人からの一通のメールが、ただ純粋に、嬉しかった。まだ、だいじょうぶ。 -
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