completely - 2004年04月07日(水) さすがに平常心ではいられなかった。 耐え切れずヨウさんに送信したメールに、返事はなかった。 でもそれでよかった。何を返されても無意味だったし、 何を返されても、余計に困ったはずだった。 頭で考えれば、すべて、納得はいく。 わたしが「こうだったら」と思うことのすべてが、 何故そうならないのか、理解はできる。 それでも、これはわたしの唯一の「心残り」に関わることだから、 やはり、こころから納得することは、できない。 それが正直な気持ちだ。 意地を張ろうかとも思った。 けれどおそらく、わたしがどう思うかまで理解したうえで そうするのだろうから、 意地を張る意味はないだろう。 意地を張れば張るだけ、みじめなものとして映るに違いない。 ようやく決心できた。 もう、心から話したいと思うときがくるまで、 一言たりとも、 話はしない。 一日経ってから、ヨウさんにもう一度メールした。 今度は返事が返ってきた。その答えがほしかった。 -
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