言霊信仰 - 2003年10月05日(日) 最近、ことばが出てこないことが多くなった。 普段の会話に困るということではない。 むしろ口を塞いだほうがいいんじゃないかというくらい喋っている。 そうではなくて、自分の気持ちを訊かれたときに、中心にあるものを話そうとすると、ほんの少しのことばで終わってしまうか、全く出てこないかのどちらかだということだ。後者の場合は、自分で自分の気持ちがわかっていない。以前なら、無理にでも言葉にすることで、自分の気持ちを知っていた、つもりでいた。 「それは同時に自分の出した言葉に縛られるということだと、覚えておいたほうがいいんじゃないかな。きみは言霊信仰だから。でも世界はもっと広いんだよ、きみの中にもきみの知らない世界がある」。 今あなたに会って話したら、わたし、何か掴めそうな気がする。 CDなんか返してくれなくてもいいから、会いたいよ。 -
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