素直であるということ。 - 2003年08月30日(土) 今日はユウちゃんと花火を観てきました♪ 終わってから雨になっちゃったけど、ふたりとも浴衣だったので、何とかプリクラを撮ろうと地下鉄で仙台市の中心部へ(笑) とっても楽しくて、おまけにきれいな花火もみられて大満足な夜でした。 そして今日も話した、素直になりたいという話。 最近、ユウちゃんや他の女の子と話していて、恋の話になると、あたしが「そこは素直になって言わないとだめだよー」とコメントすることが何回か続きました。 でも、本当はそんなあたしがいちばん素直じゃない人間で、付き合っている相手にはいつも素直になれなくて、自分でもわかってるのに、意地を張っちゃったり、いつまでも機嫌を直せなかったり。そのくせ過ぎてから自分に嫌気がさして泣いたりして、つくづく、馬鹿なあたしです。 前にこんなことがありました。 付き合っていた人と電車で少し遠出をしようと決めていた日、あたしは寝坊で遅刻してしまって、彼に待ってもらいました。 あたしは久しぶりに彼と出かけられるのが嬉しかったのに、遅れた自分に居心地が悪くて、会った瞬間に笑顔になることができませんでした。 そのとき既にあたしのことを好きだとは思っていなかったであろう彼が、そんなあたしをみて、なんとも言えない笑い方をしたのをはっきりと憶えています。 嬉しいなら、笑えばいいのに。 大好きな友だちに会うときみたいに、すぐに「遅れてごめんね」って、言えばいいのに。 なんてかわいくないんだろう…。 似たようなことは、他にもたくさんあって。 あたしの周りにいてくれる大事な友だちの一人も、よく言ってくれます。 ―考えすぎはよくないって。好きな気持ちは理屈じゃないし、意地を張っても損をするのはきみなんだよ、わかってるでしょう? ヨウさん(あなたですよ!)、あたし、この間会ったときに「理屈ばっかりで、彼女に対するポジティブな気持ちが全然伝わってこない」って言いましたよね。 反論もあると思いますがこのまま書きますね。 あのときも言いましたけど、その言葉はあたしが彼に言われたことと全く同じです。 一緒にいたいとか、好きだって気持ちが先行しているようには見えないんです。 彼女と一緒にいるとこんなふうにいいことがある、だから一緒にいるんだ、なんて、素直な気持ちには見えない…だから、そんなふうに言ってるくらいなら、止めちゃえ、って言ったんです。 でも、そんなヨウさんを見ていて、申し訳ないですが、あたしが彼に言われたことの意味や、これまで自分がどんなふうに損をしてきたか、本当にわかったような気がしました。 少し変かもしれないし、話の筋からは逸れますが、それは、あたしがヨウさんを大好きだからだと思います。大好きな人に、そんなふうでいられるのが、悲しかったんです。 ヨウさんのこと、都合よくあたしの話を聞いてくれる人だなんて思ってないんですよ。 だから、ごめんなさい、あたし納得できません。ヨウさんが大好きだから。 戻りましょう。 あたしが恋人に対して素直になれないのは、…そして好きになった人を信じることができずにここまできたのは、もって生まれた意地っ張りの性格に加えて、初めて恋をした相手との付き合いが一筋縄ではいかなかったことに起因していると、あたしは思っています。 初めて本当に好きになった相手に、きちんと気持ちをぶつけることができなかったあたしは、知らず知らずのうちに、屈折したかたちで自分をも無理に納得させて、彼にも申し開きができるように、一緒にいることに理由を求めました。そうじゃないと、彼とふたりで「親友」ということばを創り上げたあたしは、彼と一緒にいることはできなかったからです。そのとき既に、彼を信じていなかったのですね。 ゆう。 あなたには、本当にほんとうに感謝しています。 コウさんとのことを話せた恋人はあなたが初めてでした。 あなたがあんなに頑張ってくれたのに、あなたと一緒にいるときにあたしが変わることができなかったのは心から残念だけれど、別れたあと、あなたから離れることを選んだのは間違いではなかったと断言できます。 ありがとう。 そして、ごめんね。 最後に、あたしがこれから付き合うことになる誰かへ。 あたしは、もちろんこの他にもたくさん足りない人間で、あなたのことも困らせてしまうと思います。 でも、人は映し鏡。 あたしが本当に素直になれたなら、きっとあなたも素直になってくれるでしょう。 あたしがあなたを信じることができたなら、きっとあなたもあたしを信じてくれるのでしょう。 もしかしたらあたしのような頑固者かもしれないけれど、あたし、頑張るから。 未来のことは何もわからないけれど、せいいっぱい、一緒にいようと思います。 なんだか少し恥ずかしいな。。。 本当は不特定少数の人に読ませるようなものじゃないのに、どうも心におさまりきらなかったみたいです。 書いたことであたしは満足。 読んでくれた人がいたなら、ありがとう。 -
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