「トゥルース」


それは眼の前で、うつくしいまま壊れたので
記憶という水晶の中
何時までも心を惹きつけるのです。

歌われない詩と
幾つもの結末を記す白のエリクチュール
失くした願い
有りたる希い
孤高
有限の生

わたしがかえりたいのは過去ではない。



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