「す」

続・少年の詩

ナチュラルであることにしたんだ

頑張るのはいいことだけど

原型も忘れてしまうほどなにかを無理して

無理に合わせて

笑っているのか怒っているのかさえ

わからなくなって

挙句なにも満たされなくなって

世界はどんどん退屈になっていく

誰のせいかといえば自分のせいです

なんかのせいにしてしまう前に

ナチュラルであることにしたんです

いけないというのなら

鮮やかに見棄ててください

それでもきっとボクは

強く生きていくことでしょう


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