「零」

零には戻れなくとも生きていく限り創められる可能性を手にしている。
命は限り有るものでも、精神は限り無い。
どちらかといえばプライドが高いと少々思うわたしでも、
聖なる希みの前ではプライドなど無くす。
真に望むものがあまりに少ないからだ。


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