「恋花」
心の中に花が咲く瞬間、多彩な色が溢れ出す。
永久に咲かせる事は可能だろうか。
咲いた瞬間に押花にでもしてしまわなければ不可能ではないのか。
花は花としていつまでも存在したがる。
枯らしてしまったら二度と咲かない私の心の花を自身よく知っている。
非道な程に花はただの枯れ草と化す。
何の感情もなく、ただ心が無に帰るのみ。
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