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■ 国交正常化30周年&交渉再開
後者は昨日からマスメディアによって洪水のように 報道されている北朝鮮について。 前者はあまりマスメディアによって 報道されていないけど、日中国交化30周年。 GLAYが中国でコンサートするのは この祝賀のためなんだけど、知らない人は多いかも…
ただ、後世から見てこの2002年は 今までアメリカ・ヨーロッパを中心とした日本の外交が アジアを中心とした外交への転換する年かもしれない。 このように進展するとは誰も思わなかったでしょう。 (特にマスメディアは。北朝鮮に行く前と行った後の 論調がこうも180度変わるとは…)
今回の小泉総理の行動には賛否両論分かれている。 拉致問題が悲劇的結末を迎えたにも関わらず、 国交正常化交渉を再開したことに対して批判を 浴びているところであろう。自分の考えとしても 国交正常化再開することが良かったのかは もう少し考えをまとめてみたいと思う。
ただ、先程述べた日中国交正常化時の中国の姿勢が 今後のヒントになるかもしれません。その当時の中国と 日本の関係はおそらく日本と北朝鮮よりも酷い関係で あったと思う。それは第二次世界大戦により中国は どれだけ日本によって虐げられたのであろう。 それこそ8人どころではない。数百万、数千万もの 人が殺されていった。そんな日本は中国にとって 殺人国家として写っていたかと思います。 その中国がなぜ日本と国交化を結ぼうとしたか?
それは平和を求めていたと思うし、平和のためには お互いに会って対話することが大切であったかと 思います。しかも、中国は日本に対して賠償金を 求めなかった。それは日本もまた軍部主義によって 翻弄された被害者であると。
時代も違うし、環境も違うので必ずしも 今回の北朝鮮との交渉がこのようにすべきかは 解らない。ただ日中国交正常化30周年において、 もう一度見つめ直して今後のアジアの平和について 考えるべきではないかと思う。
2002年09月17日(火)
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