憂色透明
憂々とし 夢現 筒抜で ウェア アム アイ 強引

2002年07月24日(水) Me, as a trespasser

ごめん

ひっそりとしたたかに



這入り込んだ母校のプールサイド 午後10時45分


何も考えず蒼いジャージ 揺らして歩いた 数年間 あの中学まで




25メートル先の排水溝 よるの闇と僕の鼓動 吸い込んで
パトカーの赤いランプ うっかり潜ってやりすごす


ミー、アズ ア トレスパッサー


がっちりと登ったフェンス 有刺鉄線 背中に突き刺さる







ごめん

ひっそりとしたたかに




這入り込んだ君のイタミ 午後11時ちょうど

何も考えずにあかい唇 こぼして流れる 3時間 きったないロータリーまで


ミー、アズ ア トレスパッサー


ふほうしんにゅう フシギな響き

あの頃と変わらぬまま。

 


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