ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。



 「必ず地上に降ろしてあげる」

夢の中で。わたしの背中には、白い羽が生えていた。着ている服も白かった。わたしは雲の多い場所から瞬間移動で、古い城の倉庫のような場所に飛んだ。

物音に、見回りがきた。わたしを見つけた男の人には黒い羽があり、黒い服を着ていた。男性は、「白羽族の子だね?」と言う。わたしは怯えながら、本当は地上に降りるつもりだったのだ、と言う。男性は軽く首を横に降り、「地上に降りると、わたしたちは飛べなくなる。不安や迷いがここに飛ばしたのだろう」と呟く。

が、べつの見回りがこちらへ来そうなことに気づくと、「こちらへ。心配しなくていい、必ず地上に降ろしてあげる」彼が着ているのと同じようなマントをかぶせてくれ、呪文を唱え、彼らと同じ黒羽族のような外見にしてくれた。彼はわたしの手をひき、別次元に飛べる扉まで導いてくれた。

「これをもっていくといい」彼は扉を開ける前に、お酒の入った大きな瓶を持たせてくれた。「もう、間違うんじゃないよ」わたしに礼を言う隙も与えず、彼は扉を閉めた。あの、何かを諦めたような、隠者のような優しい顔を、わたしは見たことがあるような気がする。現実に会ったことはなかったと思うが……。

地上に降りると、わたしの背に羽はなく、服は白いものに戻っていた。手の中にはお酒の瓶があり、衝撃のためか数箇所亀裂が入っていた。が、中味は漏れていない。二重構造になっているらしい。わたしのすぐそばには、空から垂直に、文字のような形のリボンが降りていた。が、なんとかかれていたかは読めなかった。

2003年10月19日(日)
初日 最新 目次 日常


投票釦(文字は変わりません)↑
My追加