ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。
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セピア色の桃源郷
男の人と歩いていた。映像は全体的にセピアがかっていた。
わたしにはよくわからない場所だが、男の人にはよくわかる
場所であるらしい。ときどき男の人はわたしと離れ、危険な
ものを遠ざけてくれたりしているのだが、夢の中のわたしは、
いきなりいなくなられると、どうしていいのかよくらからない
ので、帰ってくるたびにあたってしまう。男の人は怒ること
なく、よしよしと抱き寄せてくれたり、なだめるように柔かく
くちづけてくれたりする。
ひとりのとき、十二単のような着物を着て、扇で顔を隠した
数人の女性が、舞うように動いているのを見かけた。そうい
えば床や回廊の感じも、昔古典の教科書や便覧で見たような
感じだ。外では、桜のような、桃のような、よくわからない
がそういった種類の樹の花が遠くに沢山咲いていて、風に
ほろほろと散っている。空気がセピア色なので、燃えている
ような、枯れていくような変な雰囲気だ。
男の人が戻ってくると、わたしは山の、焼け跡のような場所
にいた。いつのまにか画面はすこし青みがかっている。男の
人がよろけるわたしを支えてくれる。そこには5匹くらい、
小さなピンク色の豚がいた。これがあの綺麗な幻影を見せて
いたの?と驚く。あたりにはそのほかに、神々しい雰囲気の、
白い犬と黒い犬がいた。
2001年07月04日(水)
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