ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。
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白装束と血染めのシーツ
わたしは白い、着物か浴衣のような服を着ていた。どうやら
何かの病気であるらしい。転々と、薔薇の花びらをたくさん
散らしたような血のあとが、まっさらの白い布団にいくつも
ついている。ぼんやりとあたりをみまわすと、細い顔をした
女の人が、「そこで何をしているのです。けがらわしい。
はやくそれを洗ってきなさい」といった意味内容のことを
冷たく言い放った。その人はくすんだ紫の着物を着ており、
髪は白髪交じりで灰色っぽく、肌はしわが深かった。
わたしは重たいからだをどろりと起き上がらせ、ざんばらの
髪(実際より長く黒くなっている)をかきあげ、シーツを
丸め、洗い場へともっていこうとする。だるい。とぼとぼと
歩いていくが、洗い場にはたどりつけないまま朝になった。
この他にも何かがあって恐い気持ちになったり、どきどき
したりした記憶はあるのだが、覚えているのはここだけ。
2001年07月03日(火)
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