三文役者
やす



 ショートショートフィルムフェスティバル 2

今日はラフォーレミュージアム原宿での上映。
音響設備はやはりアストロホールの方が優れていたけど、
会場の広さという点ではこちらの方が良かった。
昨日よりもゆったりとくつろいで観る事が出来た。
世界中から応募作品が集まっているだけに、会場は外国人の方々がとても多い。
英語で話しかけられたらどうしようと終始身構えていたが、
ちょっとトム・ハンクス似のおじさんに、片言の日本語でトイレを聞かれただけだった。
笑顔で案内し何故かトイレの前で握手を求められる。

上映されたプログラムは昨日と同じで「SWAN LAKE」を含む、
ナショナルコンペティション部門のノミネート作品が数本と、
招待作品として中野裕之監督の新作や、オーストラリアの日豪交流特別上映作品。
どれも観応えある作品ばかりで、時間が過ぎるのはあっという間だった。
中野監督の「アイロン」はカンヌ国際映画祭にも出品され、
国際批評家週間短編部門の、ヤング批評家賞を受賞したそうな。
ナショナルコンペティション部門の、他のプログラムが観れなかったのが残念。
他にもインターナショナルコンペティションに、アジアインターナショナルコンペティションと、
コンペティション部門だけでも、相当の作品数の上映があるのが凄い。

上映終了後は監督達と軽く飲み、終電は逃がす事無くギリギリで無事帰宅。
映画祭は週末までまだまだ続くけど「SWAN LAKE」の上映プログラムはこの日で終了。
後はグランプリやオーディエンスアワード等の、受賞結果の発表を祈りながら待つのみ。
この映画祭でグランプリを獲れば、自動的に米国アカデミー賞短編部門の、
ノミネート候補作品になるというのだから、これはもう祈るしかない。
でも正直世界中からの2200本以上の応募作品から、厳選された70本の中に残った事。
そして米国アカデミー賞にノミネートという栄誉にここまで近づけた事。
それだけでも本当に凄い事だと思う。

写真は「SWAN LAKE」の小野寺監督と音楽監督の真柴さん。

2006年06月08日(木)
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