鈴里真帆に会うのは何年振りだろう。はっきり覚えていないぐらだから、しばらく会っていないのは確かだ。でも、そんな感じはまったくしない。こういう関係ってなんだか自然で心地いい。 何日か前の日記にも書いたが、イベントのゲストに来てくれたのだ。場所は、富山県新湊市の海王丸パーク。炎天下を覚悟していたのに、天気は曇り。幸いにも気温はあまり上昇していない。ラッキーと思ったのもつかの間、ステージ上には思いもよらぬ障害が・・・。「海風」である。マイクスタンドや譜面台が強風で倒れるのは自然の摂理か。でも野外ステージって案外こんなもの。ハプニングを楽しむしかないのだ。 僕がはじめて見るであろうステージの上の鈴里真帆。そして、歌。彼女ののびやかな声が海風にのって響きわたる。やっぱりライブってこうじゃなきゃ。今日、あの場所で鈴里真帆というシンガーに意識的に出会った人、あるいは無意識のうちに遭遇してしまった人たち。きっとそれはハプニングだ。でもとてもいいハプニングに違いない。何よりも確かなことは、鈴里の歌が僕たちを魅了したという事実だろう。鈴里の歌はとてもいい。
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