【音楽見聞録〜その24】 aiko
このコーナー、3月はなんと1回しか書いておりません。情けない!ということで、今月はバリバリいこうと思っております。さて、どうなりますやら。 まずは新年度1人目、aiko。今やミリオンアーティスト。いやいやスゴイもんです。 そもそも彼女を知ったのは、デビューシングル「あした」がリリースされた1998年7月。はじめてオンエアした番組は、当時ディレクターをしていた「未○派ヒ○ト最○線」。時間は夜8時55分ぐらい(笑)。なぜか気になってね。それからもちょくちょく番組で紹介してたわけさ。そしたら、ある男から電話が。それがこの曲を作曲したコモリタミノルだった。5年以上ぶりだったと思うけど。昔はよく富山にもきてたんだけどね。この男、今や業界では知る人ぞ知るソングライターで、SMAPや深きょんらの曲を作って稼いでるみたいだ(笑)。そいつが「aikoって知ってる?」って聞くもんだから、「おう、知ってるよ」って答えてやったらえらく驚いて「なんで?」って言うもんだから「いい曲だから」って返事してやった。なんでもその当時はaikoがデビューしたばっかで、いい曲なのにあまり浸透していないことに彼自身、相当な危機感があったみたいで、音楽業界の知り合いに片っ端から連絡してたみたい。 で、俺はというと、これってひょっとしてシンクロニシティ?って思っちゃったりしたもんだからパワープレイで集中オンエアってことになったわけ。そしたら、富山県内でじわじわ浸透してきて、気が付いたら何百枚って単位で売れてたって次第(笑)。 でも、こういうのがエリアヒットなんだよね。だから富山のリスナーはほんと自慢していいと思うよ。なんせ、デビューの時から支えてきたわけだから。全国のヒットチャートで、この曲が上位にランクインしてたのは、大阪と富山だけだったんだぜ。大阪は地元だろ、ってことは・・・すっげえなあ、富山。 てなことで、キャンペーンでめでたく本人とご対面となったわけだ。印象?そうだねえ、初対面なのにすっげえ元気で声がでかい。そしてちっちゃい(笑)。まあそれは置いといて、とにかくエネルギーが凄いのよ。いつ会ってもパワー全快って感じ。そして誰とでもすぐ仲良くなれる。これはきっと性格んだろうね。疲れた顔なんか見たこと無いな。だからみんなaikoが大好きなんだよね。 aikoをはじめて知った時から、3年近くがたった訳だけど、今でも当時とほんと変わらないね。あいかわらず元気でちっちゃい(笑)。でも、彼女のデビューから現在までをこんなに近くで携わることができたことは、本当に誇りに思うよ。サンキュaiko。そして、これからも富山をよろしくな。
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