2001年01月04日(木) |
P14:切手コレクション/D14:バーティカル・リミット |
【虎の自叙伝〜その14】 切手コレクション
切手を集めていたときがある。たしか小学校の4年生か5年生のころ。きっかけは何だったのか、今ではすっかり忘れてしまった。僕は切手の価値そのものよりも絵柄で買うことの方が圧倒的に多かった。日本のモノでは、国立公園シリーズや東京オリンピック、国宝シリーズ、北斎などが好きで、それらを時々ながめてはニンマリしていた(なんかおたくっぽい)。今でも実家のどこかにあるんじゃないかな。外国のモノでは、なんといってもボリビアの切手が多かった。何故かというと、その色彩があまりにあざやかだったから。多分、値段的にはたいしたことはなかったと思うけど。 その頃の雑誌の広告には、切手の通販モノがけっこうあって、ボリビアの切手なんかはそれらを見ては買っていた。国内の切手は、古びた工場の奥に知る人ぞ知る切手屋さんがあって、そこでよく買っていた。その場所は、外からは決して見えなくておじいさんが一人で経営していた。市価よりも相当安かったと思う。僕らが買いに行くと、いつも人がいっぱいでとても繁盛していた。口コミだったのだろうか。 集めた切手は、先端が丸くなっている専用のピンセットで扱う。傷がつかないようにするためだ。傷がついてしまうと切手の価値は大幅に下がってしまうため、慎重に扱った。切手専用の収集ブックに収めるのだが、裸のままではなくて、一枚一枚フィルムカバーのようなものに入れて保存する。だから、細かい作業が苦手な人は、切手集めなんかしないほうが無難である。 その当時、どうしても手に入らなかった切手がある。あまりにも高価だったからだ。一枚1万円以上した。「見返り美人」と「月に雁」、この2枚がそれである。当時でその値段だったから今だといくらするんだろう。見当もつかない。 あんなに熱中した切手への情熱も、いつのまにか冷めてしまった。なんとなく始まってなんとなく終わった切手コレクション。今はただなつかしい思い出だ。実家に帰ったら久しぶりにあの切手ブックを見てみたい気もする。
【四方山日記〜その14】 バーティカル・リミット
今シーズンで一番の大雪になった。なのに映画を見に行く。それも男二人で。まったく色気なし。 選んだのは、こんな雪の日にはピッタリの映画「バーティカル・リミット」。ヒマラヤで遭難した妹を兄が救助に行くおはなし。まあ、ストーリー的にはお約束モノなんだけど、映像的にはなかなかの迫力でした。なんてたってほとんどが雪山のシーンで、大自然の雄大さを満喫するのにはピッタリの映画です。それ以上は特に言うことなし・・・です。 しかし、あの噂の恐竜CG映画「ダイナソー」の混んでること。朝から満員御礼の連続で、家族連れに大人気なんだね。僕も上映期間中に見たいとは思っているんですが、どうなりますやら。 僕は見たいと思った映画はできるだけ映画館で見るようにしています。それは、見たいと思った瞬間の気持ちが大事だと思っているから。しかし、そんな僕でも冬場の映画鑑賞で困ることが一つだけあります。それはすぐにトイレに行きたくなること。できるだけ始まる直前に行くようにしているんだけど、これがなかなか思い通りにいかなくてね。クライマックスなんかでもよおしたりするともう大変。こんなときだけは、ビデオの良さを再認識しますなあ。それ以外は、やはり映画館で見るに限ります。というわけで、夢はやはりホームシアターですかいな。予定は未定。いつになることやら。
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