⊂安楽死⊃
2003年10月13日(月)

自殺と安楽死は同じだと考えていた。
相変わらず悪趣味なことばかりしか思い付かない。
ほどくために死ぬなら、両方も変わらない。
自虐はマゾヒズムでもなんでもなく、生きた屍、と名の通りになってるだけ。
身体をめぐるなけなしの赤いもので、ぼくは人間の生活をする。
まだなにもかも認められないけれど。
最近、友達と遊べることがとても楽しい。
夜じゅう車で何処へでも行って、星がきれいだ、とか云ってる。
東京の生活は退屈で窮屈だった。
友達と笑って楽になる。
それで憂鬱というものが何時からかあまり来なくなっても。
死んでしまいたいと思ってしまう時がある。
ぼくにとって死は幸せなものかと思ったら、自殺と安楽死は同じだと感じた。
秋は苦しいけれどすき。
今年も穏やかすぎて、空が夏の荷をおろしたようにあかい。
負荷の掛かる街で楽しかったことが、悪いものに変わってくように重たい。
だあれもいなくなる、今日のはきれいゆうひ



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由弥 [御手紙]