自殺と安楽死は同じだと考えていた。 相変わらず悪趣味なことばかりしか思い付かない。 ほどくために死ぬなら、両方も変わらない。 自虐はマゾヒズムでもなんでもなく、生きた屍、と名の通りになってるだけ。 身体をめぐるなけなしの赤いもので、ぼくは人間の生活をする。 まだなにもかも認められないけれど。 最近、友達と遊べることがとても楽しい。 夜じゅう車で何処へでも行って、星がきれいだ、とか云ってる。 東京の生活は退屈で窮屈だった。 友達と笑って楽になる。 それで憂鬱というものが何時からかあまり来なくなっても。 死んでしまいたいと思ってしまう時がある。 ぼくにとって死は幸せなものかと思ったら、自殺と安楽死は同じだと感じた。 秋は苦しいけれどすき。 今年も穏やかすぎて、空が夏の荷をおろしたようにあかい。 負荷の掛かる街で楽しかったことが、悪いものに変わってくように重たい。 だあれもいなくなる、今日のはきれいゆうひ
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