⊂殺菌⊃
2003年07月12日(土)

安定剤をのむ癖に、安定なんてハナから望んでいなくて、
不安定さに魅力を感じてるあたしは、君が大嫌いな自分が好き。
人数を数えたり、順番をつけたり、捨てたり、殴ったりしてた、
ひと同士だからひとをどんな風に扱ってもいいと思ってるんだよ。
名前を呼び間違えたり、それを誤魔化してさえ、自分が一番でいたいか。
寂しいなら死んじゃえよ。

あたしは無口な方で、それでも其処にいることを認められてるから居る。
喋っても喋らなくても、そうすることは強制ではなく、自然で、
饒舌なひとが居るように、あたしは無口で秘密ばっかり連れている。
聞き上手だとかそんな器用な存在でもなく。
ただただ黙って、楽しそうに話しているひと達を見ているのが好き。
他人じゃなくて、友達に限って。
それでもいいと、あたしを隣において、遊んでくれる友達が居る。
テンションを望むなら、勝手に選べばいいじゃない。
あたしは変わらない。
変わるのなら、自分の意志で。
あたしは選ばない。
あのこもあたしを選ぶ訳じゃなく、一緒に遊ぶ。
喋りたいだけなら、他に行けよ。
あたしはあいつの望み通りに生きてない。
そして、とてもつまらないひとだ、と何時も思って仕舞う。
本当につまらないひと。
自分の言葉も、考えもない、外身だけの塊ね。



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由弥 [御手紙]