letter3 勇気と事実と あたしはちっとも恐れてなんかない。 違う、そんなわけはない。 事実、出す時だってびくびくしてた。 読まずに捨てられる手紙を恐れていた。 だけどそれじゃあ何も伝えられない。 だからここで勇気を使ったんだ。 そうして、反応を得ることができた。 確実に、あたしに対してかどうかなんて分からない。 だけど勝手にそう捉えてあたしは生きている。 だからあたしは生きている。 本当は今でも信じてるんだ。 「もし叶うなら、待っていて欲しい。」 っていうことばを。 その後には 『もう届けられることはない』 っていう事実を突きつけられてしまった。 それでも待ち続けていたい、と、勝手な行動は あなたに嫌な思いをさせてしまうだけなんだろう。 そう、ここに書くこと自体が間違っているのかもしれない。 例え知らないとしても。 ごめんなさい。 |