ピルを貰いにいった。 元々は多嚢胞性卵巣症候群での生理不順のために飲み始めた。けれども、そんなことは関係なくわたしはピル処方希望の自費診療患者として扱われる。 産むためにこの病院に通うひとたちの中に、産まない身体にするための薬を処方されに来るわたし。異物が紛れ込んでいるという居心地の悪さをなんとなくいつも感じている。 彼とは仲直り?した。ものすごく落ち込んでいたのが心配だったけれど、少しは元気になってきたみたいでほっとした。