cahier@enpitu
DiaryINDEXpastwill


2007年06月21日(木) ずるやすみの日に

 仕事をしているふりをするのにも疲れたし、病院に行く用事もあったので今日は体調不良ということにして仕事を休んだ。晴れた日にそんな休み方をして病院へ向かっていると、自分が世間から遊離しているような、憚らずに言ってしまうと、はみ出し者になったかのような気がしていた。
 婦人科で今後の相談をした。選択肢を3つ、実質2つ提示される。ピルを飲むか、今のまま何もせず問題が起こったときにその都度対処していくか。どちらにも一長一短。決めきれず、先生の意見も聞いてピルを飲むことにする。

 理性と感情が分裂してぶつかりあっている。それも1つずつではなく。だから自分で判断すらできなくなっている。

 ねえ、もう許して。ひとりの部屋でそんな言葉がするっと出た。あの本に影響されてしまっている。一体何がこんなに苦しいのかもう自分でもよくわからない。今わたしの目の前にあることは、仕事も体調のこともこれからのことも全てひとつひとつたいしたことないってわかっているのに、頭では。辛い苦しい、そんな言葉を吐く感情その1。ふざけるな甘えるな、責める感情その2。なんとかなるよって言い聞かせる理性。ひとりで何をやっているんだろう。

 それでも、いつかトンネルから抜け出せるって信じてる。


諒 |MAIL