2002年05月30日(木) |
エレベーターに乗り振り返ると、マサキとケンジが立っていた。 |
エレベーターに乗り振り返ると、マサキとケンジが立っていた。 |
なんとなく、あ、そうだったんだ。と思った・・・。
今日、コージくんは最初からそのつもりで二人を誘ったんだ・・・。マサキとケンジ、再来週シゴト辞めて実家に戻るって言ってたもんね。その前になんか面白いことしよって、誘ったんでしょ・・・???
エレベーターの中で、背中を向けているコージくんの作業着の後ろをつかんだまま、そう思っていた。酔っていても、なんとなく考えることはできた。
エレベーターがとまり、先に二人が出た。動かないでいると、コージくんが肩を抱いて誘導する。 部屋にマサキとケンジが先に入り、コージくんが私の背中を押しながらドアを閉めた。
入って右手の通路のおくにお風呂があった。正面のドアを開けると、テレビとこたつのある小さな部屋。その右奥に広めのベッドルームがあった。
すでにマサキとケンジはテーブルをはさんで座り、テレビをみながらビールを飲んでいた。
ちょっとトイレ。 なんとかカラダを動かして、お風呂の手前にあるトイレに入った。
たぶん、コージくんは「すぐ飛んでくるオンナがいるから大丈夫。」とでも言って、二人を誘ったのかも・・・。なんで・・・。わかんない。
このまま、帰っちゃおうかな?少し迷った。
でも。
そしたらコージくんの立場ってどうなるんだろぅ・・・。
トイレから出るとケンジが立っていた。
はみがきをしていた。 食事の後にしなかったから気持ちワルイと言った。思わず笑った。 うがいをしたケンジが「お風呂のお湯の調節ができない。」と言って、ドアの開いている浴室に私を引込んだ。そのまま、後ろ手でドアを閉めた。
ケンジがキスをしてきて私を浴室の床に押し倒した。 「ヤダ。」 手をスカートに入れて私の中に指をイレてきた。 「・・・んふっ・・・」 思いもかけず、声は出てしまった・・・。
興奮してケンジがさらに強く指で私を突く。 「・・・ぁ・・・ぃゃ・ん、ぃやあああああぁぁぁっ・・・」
浴室だからか、よけいに声が響いた。
ふと我にかえり、ケンジの手首をつかんだ。思ったより強い力が出た。コージくんの次に仲のいいケンジはいつも私の言うことにさからえない。
「今日、最初からコージくんにこうするって誘われてたんだよね?」 天井を見ながら聞いた。
ケンジは答えない。 「そうなんでしょ・・・?」 ズボンをおろしかけていたケンジが、浴室を出ていった。
そのまま浴室の床に寝ていた。少し床が濡れていたようで、服の袖がビショビショになっていた。
冷たい・・・
少しして、コージくんが様子を見に来た。
「・・・動けない・・・服も濡れちゃったし・・・」
濡れた上着を脱がして、コージくんが私を抱きかかえた。
ふわっとカラダが浮いたとたんに、まだ酔いがまわってるのをカンジた。目がまわった・・・。
首にしがみついて、 「コージくんだけがいい・・・。」 って言った。
|